Sneaker, “Loose in the world” (1982)
本日、iTune Music Storeにて購入。このページです。
さて、このSneakerは、80年代初頭に2枚だけのアルバムを残した西海岸のAORバンド。スタジオミュージシャンたちが組んだバンドという意味では、TOTOあたりと共通しているでしょうか。この”Loose in the world”は、彼らの二枚目。プロデュースはDoobie Bros.のJeff Baxter。一枚目からは、”More than just two of us”という大ヒット曲が出ていますが、このアルバムはそれほどの商業的な成功は収めませんでした。しかし、これが良い曲揃いなのです。ワタシがこのアルバムにはまったのは、たしか数年後の85,6年あたりだったと思いますが、それこそテープがすり切れるほど聴いたものです。もう20年もこのアルバムを聴いてないはずなのですが、どの曲もはっきりくっきり記憶している。こんな一枚がダウンロード購入出来てしまいようになったことに、ひたすら感動なのです。
1. “Believe Me Tonight”は、いかにも西海岸な快活な一曲。アナログシンセのぎらぎらした音の使い方がこの時代らしいですね。2. “Quit Crying”のアコギのフュージョンっぽいソロは好きだったなあ。いかにもオベーションの音なんですよね。5.“Never Get Over You”も、いいピアノバラード。 “More than just two of us”の二匹目のどじょうを狙ったっぽいところはあります。
6. “Where You Gonna Run”のリズムの刻みはレゲエっぽいですね。こういうところから、このアルバムと夏という季節が、頭の中で結びついてしまうのです。10.“Nothing from you”もいい曲。ギターのアルペジオが単純なんだけど非常に印象深いAメロから、いかにも西海岸なサビに流れ込む作りが秀逸。アルバムを締める11. “I can’t imagine”も、いいバラードです。
- Believe Me Tonight
- Quit Crying
- Before You
- The Fight / Voices
- Never Get Over You
- Where You Gonna Run
- Pour It Out
- Someone To Blame It On
- Did You Order One
- Nothing From You
- I Can’t Imagine
“Believe Me Tonight”のYouTube動画↓