Silje Nergaard, “Unclouded” (2012)
- All I Had
- Norwegian Boatsong
- God’s Mistakes
- The Moon’s A Harsh Mistress
- Ordinary Sadness
- When The Morning Comes
- Det Var For Sent
- When Our Tune Is Played
- He Must Have Been Telling A Lie
- I Will Write You Every Day
- Human
Silje Nergaardの新作。彼女がデビューして20年、何度か消えかかったのにしっかりジャズシンガーとして再生し、今でも歌声が聴けるというのは、本当に嬉しいことです。Sony系になってから、国内のiTune Music Storeから購入出来ないのが痛い。割高なヨーロッパ盤を、アマゾン経由で仕入れました。
本作は、Siljeのボーカル+Håvar Bendiksen、Hallgrim Bratberg二人のアコギが核になったサウンドです。YouTubeでのインタビュー動画では、ギター弾きだった父親の影響を語っています。原点回帰なんですね。アコギ二台と女性ボーカルってのは、SOYに似た世界なんですが、これが素晴らしい。薄い音造りと、Siljeの声は似合います。
佳曲揃いの本作ですが、特に聴きどころとして何曲か挙げておきましょう。まずは、5. “Ordinary sadness”でしょう。まずは、聴いてみてください。
1.“All I had”, 4. “The moon’s a harsh mistress”, 8. “When Our Tune Is Played”あたりは、フォークっぽさを残すポップス。一方で、3.“God’s mistakes”あたりは、がっつりジャズです。9. “I Will Write You Every Day”, 10. “Human”は、とてもきれいなバラード、必聴です。
さてアコギ弾きの方々は、下のYouTube動画も必見です。アルバムには収録されていない、Michael Jacksonの”Black and white”のカバーなのですが、アコギがとにかく面白い。見てしばらく、にやにやが止まらなかった逸品です。
Siljeの最新動向は、Facebook経由で得るのが正解です。気になる人は、フォローしてみてください。
私は、iPhoneですから、夕方はYouTube
を聴けません。また、ゆっくりおじゃまします。
Ordinary sadness
Human
いい歌ですね。
心に染み入るようです。