Joni Mitchell, “Court and Spark”(1974)
本サイトのJoni Mitchellのページのレビューがあまりにも手抜きになっているので反省。ちょっとまともに改訂しようかと。
- Court And Spark
- Help Me
- Free Man In Paris
- People’s Parties
- Same Situation
- Car On A Hill
- Down To You
- Just Like This Train
- Raised On Robbery
- Trouble Child
- Twisted
名盤との評価が定着している一枚(一例:Rolling Stone誌の500 Greatest Albums of All Time、111位)。フュージョンがクロスオーバーと呼ばれていた頃に、Larry Carltonを筆頭とするその手のミュージシャンも数多く参加して作られたアルバム。かと思うと、ロックンロールっぽい曲、従来のアルバムを踏襲した路線の曲も入っていて、渾然一体となっている。その意味でフォークの延長に留まっていたそれ以前の作品と一線を画す作品なのだが、いろんなスタイルを取り込みながらも、決して呑まれる事無くあくまでも Joniらしい曲の作りを保っているところがすごい。現在のJoniのスタイルを理解するうえでは重要なアルバム。
2. “Help Me”, 3. “Free Man In Paris”は言うまでもなく名曲。CarltonのギターもJoe Sampleのキーボードもすさまじい。”Free man in Paris”のバックアップボーカルはCrosby and Nashだ。8. “Raised On Robbery”も、その自由なスタイルが大好きな曲。一方で、1. “Court And Spark”, 4. “People’s Parties”, 5. “Same Situation”のように、本人のギター・ピアノ弾き語りが軸になる従来の作りの曲もさえている。
私が保有しているのは邦盤のCD再発盤。付いてきた日本語のライナーノーツは、オリジナルLP発売時の小倉エージ氏によるものそのまま。小倉さんのライナーノーツは、西海岸趣味の私は何十と読んできているが、この一枚のはちょっと違う。解説と言うよりは、当時の興奮をそのままストレートに文字にした様子が伝わってくるようで、それも面白いのです。絶対の必聴盤。
Joni Mitchell 「Court And Spark」(1974)
ジョニ・ミッチェルの永遠の名盤。本作は70年代、フォーキー路線からフュージョン色を強めていった最初の作品と言われてます。
私自身はジョニの作品は1980年のライブアルバム「Shadows and Light」を所有しておりましたが、実はあまり聴き込むこともなく、せいぜいカバ…
ジョーサンプル
ひいてると知り興味津々です。あのー新しく復旧した方のサイトきりかわったら、またコメントできなくなりました。こーゆーコメントはシカトしてください。