鈴木祥子、「あたらしい愛の詩」 (1999)
- この愛を
- 区役所にいこう
- もういちど
- いつかまた逢う日まで
- 愛は甘くない
- 子供の時間
- 25歳の女は
- 破局
- 南にドライヴして
- 臨時雇いのフィッツジェラルド
- 帰郷
- あたらしい愛の詩
本作は、80年代洋楽へのオマージュみたいなキャッチコピーがついていたと思うのだけれど、なるほどそれらしい仕上がりだ。1. 「この愛を」を書いたときに彼女の頭にあったのはBruce Hornsbyの”The way it is”だったに違いない。“二人はとても似ていたので恋することは簡単でした”から始まる歌詞も絶妙で、実らなかった若き日の自分の恋を思い出すのだった。
もう一曲佳曲を挙げておくと5. 「愛は甘くない」だろう。メロディーの運びも佐橋氏のギターも自然で心地よく、なにより文体を変えて“愛は甘くないんである“と歌詞を締め括るセンスが大好き。
必聴 [初出:2007.09.21付けblog]
「この愛を」のライブ画像@YouTube↓
このアルバム聴いてみたくなりました。私この歌い手さん全く知らないんですが。簡単に入手できるものですか?
このアルバムは、中古でしか入手できないんじゃないかな?ブックオフとかで時々見かける。
中古扱うお店2つ、そんなに遠くないのでみてみますね。