鈴木祥子、「あたらしい愛の詩」 (1999)

  1. この愛を
  2. 区役所にいこう
  3. もういちど
  4. いつかまた逢う日まで
  5. 愛は甘くない
  6. 子供の時間
  7. 25歳の女は
  8. 破局
  9. 南にドライヴして
  10. 臨時雇いのフィッツジェラルド
  11. 帰郷
  12. あたらしい愛の詩

本作は、80年代洋楽へのオマージュみたいなキャッチコピーがついていたと思うのだけれど、なるほどそれらしい仕上がりだ。1. 「この愛を」を書いたときに彼女の頭にあったのはBruce Hornsbyの”The way it is”だったに違いない。“二人はとても似ていたので恋することは簡単でした”から始まる歌詞も絶妙で、実らなかった若き日の自分の恋を思い出すのだった。

もう一曲佳曲を挙げておくと5. 「愛は甘くない」だろう。メロディーの運びも佐橋氏のギターも自然で心地よく、なにより文体を変えて“愛は甘くないんであると歌詞を締め括るセンスが大好き。

必聴 [初出:2007.09.21付けblog]

「この愛を」のライブ画像@YouTube↓

これまでのコメント

  1. 調子千砂 より:

    このアルバム聴いてみたくなりました。私この歌い手さん全く知らないんですが。簡単に入手できるものですか?

    • skyharbor より:

      このアルバムは、中古でしか入手できないんじゃないかな?ブックオフとかで時々見かける。

  2. 調子千砂 より:

    中古扱うお店2つ、そんなに遠くないのでみてみますね。