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ふきのとう

ふきのとう、 「初夏」 (1975)

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今日の横浜は天気が非常に良かったので、この記事は的外れの気もするのだけれど。本州が梅雨のこの時期、故郷の札幌は最も陽気がいい季節で、とても帰りたくなる。ふきのとうのこの曲は、札幌の短い夏を題材にとった曲で、何故か心の奥底に張り付いているのだ。ふきのとうは、北海学園大学のサークルから出てきたフォークデュオで、まさにこの曲はご当地ソング。(他の地域ではどうだったか知らないが)札幌のNHKでは、この曲がバックに流れた札幌の映像をスポット的に放映してた記憶があり、その影響なんじゃないかと思う。

歌詞に現れる「かに族」も消えて久しく、「地下街はいつも都会の顔して、狸小路を田舎扱い」と歌われた地下街も、最近ではなんとなく薄汚れた感があり、商圏の中心は札幌駅周囲へと北にシフトしているようだ。地下鉄を筆頭に、オリンピックで何もかもが真新しかった当時の札幌が思い出されるのだ。