Solveig

Solveig, “vegabond squaw” (2000)

意外にあっさり発売になった二枚目。前作を上回る秀作とみた。どこまでもポップ。一曲目の“Mon Ami de I’Ouest”から、60年代後半から70年代前半っぽい音作りで、前作の路線を踏襲していている。どうもこの手の音っていうのは、最近では北欧勢の独壇場になっている感じなのは、私の勉強不足?6曲目の“Untrue”のストリングとホーンのからみなんかは、Swing Out Sisterっぽいしね。いかにも欧州系っていう音。

Joni MitchellやらNeil Youngをバックグランドに持つと日本語のライナーに書いてあるのだが、その片鱗は7曲目の“The same mistake”、9曲目の“How can it be?”あたりに感じられる。Buffalo Springfield的と言えるかな?むしろ直感的には、Neil Youngを後追いしきれていなかった頃のAmericaの音っぽいと思ったけれども。

2曲目の“What love can do”なんかもいい曲だ。


  1. Mon Ami de l'Oust
  2. What love can do
  3. Can't keep up
  4. Vagabond squaw
  5. Behind it all
  6. Untrue
  7. The same mistake
  8. Gettogether
  9. How can it be?
  10. Love
  11. Settle down in the sun
  12. Nothing stays the same

Solveig, “Analog” (1999)

これがデビューアルバム。典型的な非BritishのEuropean pop soundである。この手の音に騙されつづける自分の軽薄さを呪ってもみるのだが、いかんせん心地良いのだからやむを得ない。歌は決して上手くはないが、ところどころSiljeっぽい声質は結構気に入っている。全曲自分で書いているので、song writingのセンスはあるんだろうな。しかし、本人はJoni Mitchellの影響を受けたと言っているようだが、そういう雰囲気は微塵も感じないぞ。

1曲目の“Detective”から威勢のいい音の作り。時代がかっていてちょっと笑える。しかし、邦題の「探偵気分で」って、そりゃそうだろうけど、何とかならんもんかね。2曲目の“What about my life?”ってのも、全曲同様の雰囲気で流れていくのだ。

3曲目の“You can look around”でがらっとタッチが変わるだが、なかなかいい感じのミディアムスローの曲だ。5曲目はひたすらポップな“Marie”。地元ではこれがシングルカットされたらしい。60年代ポップスっぽいというのかな?10曲目の“On a day like today”なんかは、やっぱりヨーロッパぽいなあと思うのだが、どことなくSwan Diveと共通するようなところもあって訳わからん。

総じて、わざとらしくもなく古目の音を作って郷愁さそってみました、ってな感じであろうか。しかし、このアルバム、日本では10万枚売れたらしい。みんな、騙されやすいねえ・・・。


  1. Detective ~探偵気分で~
  2. What About My Life ?
  3. You Can Look Around
  4. (Living Out Of Your) Pocket
  5. Timemachine
  6. Marie
  7. Someone To Use
  8. Houdini
  9. She Knows What She Wants
  10. On A Day Like Today
  11. My Man
  12. Daylight Dream
  13. Waterhole [bonus track]

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