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Ivy

Ivy, “In the clear” (2005)

5作目。ジャケットは飛行機の窓、タイトルと相まって面白い。いつのまにか、ギターサウンドへ回帰している。2. “Thinking About You”, 4. “Tess Don’t Tell”, 6. “Corners Of Your Mind”あたりのギターサウンドの疾走感と、へなへなしたボーカルのアンバランス感はThe Cardigansを彷彿させて面白い。一方で、9. “Ocean City Girl”, 10. “Feel So Free”あたりのスローな曲も結構良いのです。

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Ivy

Ivy, “Long Distance” (2000)

3年のブランクを経ての三作目。アレンジが”ApartmentLife”のあたりとは少し変わり、ギターは奥に引っ込んだ。ある種Swing out sisterっぽくなったかも。おしゃれ系ポップスですかね。邦楽で言えば、The Indigoのような音といえばいいだろうか。アメリカでの発売は2001年で、日本では2000年に先行発売されたようだ。

気になる曲は、3. “Edge Of The Ocean”, 6. “Lucy Doesn’t Love You”, 9.“Midnight Sun”のあたり。4. “Blame It On Yourself”, 13. “Digging Your Scene”あたりの、前作っぽいギターサウンドも良い。

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Ivy

Ivy, “ApartmentLife” (1997)

IvyはNYCを根城とするバンドで、これはそのIvyの二枚目。いいギターポップバンドだと思う。ボーカルのDominique DurandはパリからNYCへ語学留学中にバンドに合流したそうな。決して上手いボーカリストではないが、サウンドとはよくマッチしている。

1. “The Best Thing”とか、4. “I Get The Message”あたりはThe Cardigansあたりのスカンジナビアン・ポップロックと共通の匂いがする私好みの音。9. “Get Out Of The City”あたりの疾走感は、(ボーカルの線はJennie Medinと比べると圧倒的に細いけれど)むしろCloudberry Jamっぽいかな。