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Maria McKee

Maria Mckee, “High Dive” (2003)

effenとの契約は切れて、自分のレーベルからの発売。アンナ・バナナの名盤と同じタイトルでちょっとぎょっとする。“To the only space”は、カントリーがちょっと入った60年代後半っぽい音。表題曲“High Dive”も適切な例えが見つからないけど、いい曲だと思う。“My friend foe”“Love doesn’t love”Non religious building”も60年代後半を意識した音の作り。Buffalo SpringfieldとかJeffersonのあたりかな。

最後に来ている“From our T.V. teens to the tomb”とか“Worry birds”とか曲はいいんだけど、声質と合ってない感じがするかな。どうも高音域の声の伸びが落ちていることが関係しているような気がする。聞きとおして、いまいち突き抜けきらない感じのする一枚。

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Maria McKee

Maria Mckee, “You Gotta Sin To Get Saved” (1993)

“I’m gonna sooothe you”からギターのオーバードライブのトーンが心地よいロックンロール。“My lonely sad eyes”“Why wasn’t I more grateful (when life was sweet)”は、60年代後半のカントリーロックっぽい曲。気持ちよいね。“My girlhood among the outlaws”はすごいロックバラード。文句なしの名曲。

“Only once”“Precious time”は、泥々のカントリーチューン。“I forgive you”あたりの高音でのシャウトは、Janis Joplinの影響かな。“I can’t make it alone”も心地よいロックナンバー。

総じて外れのないロックンロール色の強いアルバム。こういうゴツゴツした音作りのアルバムは結構希少価値があり、お奨めの一枚。