Sara K.

Sara K., “Play on words”(1994)

黒っぽい音への傾斜が打ち出されている感じがする。“Stop those bells”なんかは完全にブルースだし、“If I could sing your blues”なんかはチック・コリアの”Spain”に影響を受けたと思われるようなJazzだし。それでもやっぱり、あくまでCheskyの音なんだけど。ジャケットの裏には四弦ギターなる不思議な楽器を持つSara K.が写っているのだが、気になるところだ。


  1. Horse I Used To Ride
  2. Stop Those Bells
  3. If I Could Sing Your Blues
  4. Turned My Upside Down
  5. Maritime
  6. Wouldn't It Be Loverly
  7. Man-Child
  8. Burnin' Both Ends
  9. Second Wind
  10. History Repeats Itself

Sara K., “closer than the appear”(1992)

「生音で勝負、オーバーダブはしない」を売りにするChesky Recordっていうレーベルから出ている。アコースティックベースとピアノのみのバックという構成の曲が多く、録音が私にとっては前代未聞の良さ。歌の細かいニュアンスというのか、ダイナミズムがストレートに伝わってくる。「歌って人間が奏でるものなのだな」などという当たり前のことを、改めて思い知らされます。とにかく真面目な一枚。部屋にこもって一人で聞きましょう。スピーカーの前に正座して。

上に書いたようにJoni Mitchell系っぽい音の作りなのだが、尖った感じの曲はない。安心して聴けるけれども、だれたりもしない絶妙なところを突いている感じ。一曲目の“miles away”なんかは、アメリカの西の方の雰囲気が伝わってくる。“Make Believe”とか“What’s a little more rain”みたいなスローテンポの曲が、この人の最高の持ち味なんじゃなかろうか。とにかくすごい。最後に収録されているのがBob Dylanの“like a rolling stone”なんだが、見事にSara K.の世界になっちゃってます。


  1. Miles Away
  2. Trust Somebody
  3. Hidden from View
  4. Make Believe
  5. What's a little more Rain
  6. If you close the Door
  7. Jasmine
  8. Wanna spend more Time
  9. Tecolote Eyes
  10. Alejate
  11. Something Borrowed
  12. When I didn't care
  13. Steam Rises
  14. Like a rolling Stone

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