意外にあっさり発売になった二枚目。前作を上回る秀作とみた。どこまでもポップ。一曲目の“Mon Ami de I’Ouest”から、60年代後半から70年代前半っぽい音作りで、前作の路線を踏襲していている。どうもこの手の音っていうのは、最近では北欧勢の独壇場になっている感じなのは、私の勉強不足?6曲目の“Untrue”のストリングとホーンのからみなんかは、Swing Out Sisterっぽいしね。いかにも欧州系っていう音。
Joni MitchellやらNeil Youngをバックグランドに持つと日本語のライナーに書いてあるのだが、その片鱗は7曲目の“The same mistake”、9曲目の“How can it be?”あたりに感じられる。Buffalo Springfield的と言えるかな?むしろ直感的には、Neil Youngを後追いしきれていなかった頃のAmericaの音っぽいと思ったけれども。
2曲目の“What love can do”なんかもいい曲だ。