ナチュラルな音に固執して作ったアルバムだそうで、どうり肌に合うと思ったのだ。“Somewhere in the world”, “Here and Now”, “We could make it happen”といい曲が続く。“Better make it better”もいい曲だし、“Something out of the world”,“Stoned soul picnic”, “Always”と本当に外れの少ないアルバムだ。
そんな中でも一番印象深い曲は“Now You’re not Here”だろうね。常盤貴子と織田裕二が出てた「真昼の月」のタイトル曲だったのだが、この曲でしばらくさめていたSOS熱が復活したのだ。ちょうどアメリカにいた時期で、日本語恋しさに二週間遅れで日本から入ってくるビデオを家でむさぼるように見ていた。そんな情けなくも懐かしい頃を思い出してしまう曲なのだ。