Jackson Browne, “Running on empty” (1977)

ライブ収録が多いのだが、ライブ盤と言うよりは、ロードムービーの音楽版という感じだろうか。タイトル自体は、車のガスタンクが殆ど空の状態で家とスタジオを往復していた、というところから来ているらしい。

表題曲の“Running on empty”から涙ものなのだ。ピアノでロック弾き語るのが、なんともいえずカッコいいのだ。“The road”もDavid Lindreyが泣かせてくれる。“The load out”のJacksonとDavidの絡みも、ずっしり重い。と思っている間に音がだんだん厚くなってきて“Stay”へ流れ込んでいくのだ。Rosemary Butler(「幻魔大戦」のテーマ曲を歌っていた)の絶叫もすごい。