2012/08/24 渋谷TSUTAYA
James Taylorはデビュー盤をBeatlesのアップルレコードから出しているのだが、これはアメリカでの再デビュー盤。大学に入ってすぐの頃、サークルの先輩からテープを借りてダビングさせてもらったのだが、アルバムを通して聴くなんてことはここ20年以上は無かったな。
さて70年代Singer-songwriterものが大好きなワタシにとっては、James TaylorはJackson Browneと並ぶ神なのです。このアルバムのしょっぱなに来ている1.“Sweeet baby James”は、SSW時代を開いた一曲。5.“Country road”、8.“Blossom”あたりは、典型的なJames Taylorの音。
このアルバムで特筆すべきは7.“Fire and rain”でしょう。後に彼は”That’s why I’m here”(1985)の中で、
“Oh, fortune and fame’s such a curious game
Perfect strangers can call you by name
Pay good money to hear fire and rain
Again and again and again”
と歌うのですが、複雑な思いを持ちながらも自己の代表作だと認識しているのですね。その歌詞については諸説あるらしいのですが、下の記事が一番理解の助けになったかな。