Natallie Inbruglia, “Counting down the days”(2005)

アコースティックポップさを前面に打ち出した最新盤(といっても発売から2ヶ月経っているが)。ミディアムテンポの1.“Starting Today”を、まずはさわやかに歌い切る。続くは、ファーストシングルとなった2.“Shivar”。インパクトのある曲だ。3.Satisfiedも良い曲。タイトル曲である4.“Counting down the days”は、このアルバムの中でも、私が最も好きな曲の一つ。これは、やはりフィルスペクターサウンドなのかな。スローな6.“Slow Down”もしっとりと仕上がっている。どこかで聴いたメロディーの運びなんだけど(多分邦楽)、どうしても思い出せない。8.“Perfectly”もポジティブに仕上がった音だ。

とにかく、よこもここまでアコースティックに徹し切れたね、という音作りで渡し的には大満足な一枚。お勧めです。

Natallie Inbruglia, “White lilies island”(2001)

こちらはぐっとエレクトリックな音作りだった二枚目。歌詞をぎっしり詰め込んだ譜割りの1.“That day”は、それなりのインパクト。アコースティックな音の作りの3.“Satelite”あたりが、私はやっぱり好きかなあ。5.“Wrong Impression”, 9.“Sunlight”なんかも面白い曲ではある。12.“Butterflies”, 13.“Come September”あたりも、彼女の歌の良さがわかる曲だ。

しかし、ボーナストラックが半端な位置(10曲目)に入ってるので、本国盤そのままのジャケットや、PCで再生したときのMedia Playerの曲名リストと、実際の曲名が最後の方でずれるのは困ったもんだな。