ヤマは荒川静香だったなと、女子フィギュアが終わった時点では思ったのだけれど、そうではなかった。アルペン男子回転、海和さんとか木村さんが成し遂げられなかった入賞が一気に二人、しかも皆川さんは僅差の4位である。祈るような気持ちでライブを見たのは駒大苫小牧の最初の全国制覇のとき以来か。自分的には、今回どうしてここまでホッケーウォッチに力が入らなかったのかが不思議でならないのだけれど。
しかしオリンピックと言えば断然夏より冬、という体質は、やはり小学校一年生のときに体験した地元開催の札幌大会に由来しているのだろう。直接会場に見に行ったわけでもないけれど、そこは真駒内っ子なのだ。(小学生たちが空に放った)風船が競技場の方から風に乗って流れてこないかと、北西の空を見つめていたあのよく晴れた冬の日から、もう34年が経つ。
まあ、個人的な感傷をどうしても書き留めたくなった、という一文ですね。