いや、めでたい。このことは書き記しておかないわけにはいかない。NHLのLA Kingsの福藤選手が、滞氷時間19:17を記録したとのこと。Kingsが負けた試合なので最後の43秒がパワープレーだったのだろう、要するに1ピリオド完遂。先日の昇格時には氷に乗らずにマイナーに戻されたのだが、今回は違った。EHCLからスタートして、AHL昇格と辛抱強く頑張ったのが報われたのだろう。
しかし、NBAのPhoenix Sunsでプレーした田臥といい、確実に日本人プレーヤーが北米のプロスポーツに進出しているのには、隔世の感がある。私が渡米した1995年は、マスコミからさんざんバッシングを受けた野茂が、追われるように渡米してLAでプレーを始めた年。ホッケーファンだった私は、最初に見たマイナーにさえ「これは日本人には無理な世界だわ」と思って打ちのめされ、地元にNHLのPhoenix Coyotesが来てからはそれこそ夢見心地でリンクに通ったものだ。
まさか、国内リーグのレベルが落ちてしまった今の時点で、日本人NHLプレーヤーが誕生するなんて思ってもいなかった。心から喜びたいと思う。
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