Silje, “Hjemmefra” (1996)

時代はインターネットが一般に普及しはじめた頃、このアルバムの発売の情報を後追いでキャッチした。日本では未発売、店頭で輸入盤にも出くわさない、困った挙句に出した結論は「ちょうど、Lene Marlinも流行ってることだし、Norwayで現地買い付けしよう」だった。1999.9.3、場所はBergenの小さなCD屋でした。欧米のCD屋では、姓の順に並べられているので、N(彼女の姓はNergaard)のところにあると思っていたら、Sの棚に並んでいた。ジャケットにも”Silje”とだけ入っている。髪はいっそう短くなっております。

このアルバムの新機軸っていうのが、男声のジャズコーラスをバックに手厚くつけた音作り。Norweigianでは”husband”となってて、なんで旦那が出てくるんだと思っていたら、どうやら”house band”という感じらしい(憶測)。正直、私としては前作の方がお気に入りである。