Rebekah, “Remember to Breathe”(1997)

これがソロデビューアルバム。生ギター一本で聴かせる曲から、Alternative系の音まで一枚にごっちゃり詰まっているが、私はアコースティックな曲に例のごとくはまったのだ。

四曲目の“Love Song”で決まりなのだ。最初の”She picks…”の歌い出し方一つにころっといってしまう。純アコースティックの編成でお届けするバラッドであります。聴くべし。

七曲目の“Keep it a secret”“Love Song”と似た音の作りから始めて、さびでは上質のロックに化けていきます。やっぱり、このさびでの歌の説得力みたいなものに関しては、ホワイトには絶対出せないブラックの根強さみたいなものを痛烈に感じてしまうなあ。二曲目の“Sin so well”も似たような音のつくりで面白い。