Rickie Lee Jones, “Rickie Lee Jones” (1979)

正直な話、このアルバムは何年も前に買ってあったのだが、ピンと来ないで放置したのだ。ところがある日聴きなおしてみて、すっかりはまってしまった。このデビュー盤が彼女の最高傑作だというのが大方の評価だし、私もこの一枚しか聴いていないのだが、Joni Mitchellの域に一番近いのはこの人ではなかろうか。

1.“Chuck E.’s in love”はおそらく一番知られた曲で、このシャッフル感を出せるシンガーソングライターは彼女くらいなものだろうと思う。9.“Weasel and the write boys cool”も似たような曲想。70年代後半のフュージョンっぽい音にJames Taylorなどとも通じるところがあり、とても楽しく聴ける。2.“On saturday afternoon”, 8.“Coolsville”などは、Joni Mitchellかなあ。しみてくる佳曲だ。そして3.“Night train”は、David Crosbyかな。こんな音を自由に操れるのは、すごいとしか言えないのだ。個人的には一番好きな曲。そしてバラードの隠れ名曲として評価が高い10.“Company”は、まだ学部生だった頃に打ちひしがれた曲。20年も経ってまた聴いてみても、やはり心揺さぶられるものがあるのだ。美しくも悲しく、例える言葉もなく絶句するしかない。そして、アルバムは、やはり美しいバラードの11.“After hours”で静かに幕を閉じていくのだ。

  1. Chuck E.'s In Love
  2. On Saturday Afternoons In 1963
  3. Night Train
  4. Young Blood
  5. Easy Money
  6. The Last Chance Texaco
  7. Danny's All-Star Joint
  8. Coolsville
  9. Weasel And The White Boys Cool
  10. Company
  11. After Hours (Twelve Bars Past Goodnight)

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