Swedishの男性三人組。ポップセンスとドライブ感あふれるロックを融合させたスタイルに特徴がある。私の頭の中では90年代前半のスカンジナビアシーンを代表するバンド。Croudberry Jamと重なる部分が大きいかな、と思うが、どちらが好きかと問われればEggstone!と私は答える。
これはたしか、渋谷のCISCOで買ったのではないかと思う。個人的な記憶とともに、痛烈な印象を持って思い出す一枚。“Against the sun”からアルバムは始まる。勢いだけのインディーズかと一瞬思わせられるが、Swedishにありがちなちょっとひねったコード進行と、ロックのドライブ感を失わないまましっかりポップスしているその音作りにひきつけられる。vo.の声質から、Bostonが思い出されるかな。“Hang on to your eco”のイントロなんかは、「どこのアイドルバンドだ?」と思わされるが、これもいい曲。“Good Morning”, “Cornflake crown”は、いかにもswedish popsという感じのちょっとお洒落な一曲。まとめると、単純だがつぼを抑えた、いいギターバンド。