こんな長い正式タイトルだったと今更知った私。しかし、間違いなく名作なのだ。なんといってもこのアルバムで一番好きなのが、“You’ve got a friend”だ。Carole Kingの曲で、上に書いたように彼女も自身のアルバムで演じているけれど、私はこのJames Taylorのフィンガーピッキングのギターと、ボーカルの方が好き。バックボーカルにJoni Mitchellがクレジットされてるのがちょっと驚き。
タイトル曲の“Mud slide slim”も、この時代のものとは思われない洗練された曲。ピアノとバックボーカルでCarole Kingが参加している。“Hey mister, That’s me upon the jukebox”もカントリーっぽさを出しながら、ギターとベースラインが洗練されていて絶妙の仕上がり。
余談ながら、“Riding on a rail road”での、Banjo: John Hartford, Fiddle: Richard Greeneというのが、ブルーグラス上がりの私にとっては感動もの。