Lillix, “Falling Uphill” (2003)

輸入盤を購入したのだが、カバーに「マドンナの認めた」バンドだとの日本語の紹介文のシールが貼ってあった。インスト面でだいぶサポートメンバーも入っているので過大評価もいけないのだろうが、完璧なコーラスワークを誇る実力派。お子様ガールズロックとあなどってはいけない。これを聴いて、Avril Lavigneなんかは、私の中ですっかり霞んでしまった。(実際彼女たちは、インタビューなどで同じカナダ出身のAvrilのことをかなりこきおろしている。)

音の作りとしては、西海岸系のアメリカンハードの王道を行く、という感じだ。しょっぱなの“Tomorrow”のサビから、そのコーラスワークに圧倒されるのだ。続く“Quicksand”でふと思い出したのがBanglesだった。“It’s about time”あたりは、いいミディアムテンポのポップロック。それにしてもコーラスはすごいな。“Sick”なんかは、演奏がタイトでリズムがいいのだ。この曲が、このアルバムではベストかな。続く“Invisible”も、キーボードがメインのちょっと洗練された感じの曲。

とにかく外れのないアルバムなのだ。ポップなメロディラインと、ちょっとハード目で厚い音の作り、そしてそれをしっかり支える演奏力、と欠点が見当たらない。アメリカンハード好きの皆さん、これは「買い」です。

と、買った当時は相当入れ込んだが、直に聴かなくなった一枚。

  1. Tomorrow
  2. Quicksand
  3. Its About Time
  4. Dirty Sunshine
  5. Sick
  6. Invisible
  7. 7月1日
  8. Because
  9. Promise
  10. Fork In The Road
  11. Lost And Confused
  12. What I Like About You

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