96年暮れに発表になった、”HIts”と”Misses”からなる二枚ばら売りという奇妙なベスト盤を取り上げてみる。邦題は忘れてしまいたいほど酷いものだったので、ここには書かぬ。
二枚目の”misses”の方は、Joniがシングルカットしておけば良かったと後悔している曲を集めてあるらしい(80-90’sの曲が多い)。私は、こちらの3曲目の“A Case of You”が気に入ってしまった。これは、71年の”Blue”に収録されているのだが、曲自体は勿論のこと、裏にしぶく入っているJames Taylorのギターもよろしい。