Pat Methenyが自らのプロダクションからデビューさせたイスラエル出身のシンガーNoa。ファーストのプロデュースを、Pat自身が手がける。何曲かはPat Metheny Groupがバックで演っている。Noaのバックグラウンドである中東の音と、アメリカンサウンドの調和が素晴らしい一枚。
Patの直接参加はバックボーカル(!)での一曲のみであるが、Lyle MaysのKeyboardが初期のPMGを思い起こさせる、素晴らしく優しい音に仕上がりっている。私のおすすめは2. “Wildflower”, 7. “Lady Night”, 9. “It’s Obvious”である。Noaの歌と、Lyle Maysのピアノ・シンセのからみがめちゃくちゃ泣けるのだ。特に初期PMGファンは必聴。
上の3曲のほかにも、10. “Desire”もおすすめ。