98年の春にTower Recordsに積み売りされていて、試聴して気にいったのが二枚目のこれ。この人の一枚目が馬鹿売れした年に私は日本にいなかったので、それまで彼女をまったく知らなかったのだ。ひたすら明るいSwedish popsとアメリカの音がうまくブレンドされていて、いいポップスになっていると思う。Swedish PopsはEggstoneの頃から好きだったのだが、まあなんと単純なpop指向なのだろうと自分でもいやになることがあったりするのも事実だ。
個人的には、アコースティックギターのクリアなカッティングと単純な3度のバックアップコーラスとい組み合わせにころっといってしまう体質ゆえ、6曲目の“Lay me down”が一番気に入っている。10曲目の“Caught up in the middle”も大好き。アコギと生ピアノのバックアップに、さびでコーラスとホーンがかぶってくる明るめのポップスで、Chicagoっぽいと言えばいいのかな?
その他にも、聴いていて気持ちのいい曲が並んでいる。1曲目の“Daughter of Morning”は、なかなかかわいらしい曲。ラストの“Seven Sister Road”も、いいロックバラードだ。どうもSeven Sistersというと、以前イギリスに居候していた時に近所にあった白亜の岩場を思い出してしまうのだが、英語ではこの言葉に特別な意味があるのかな?詳しい人教えて下さい。