Sinéad Lohan, “no mermaid” (1998)

この人のアルバムとしては二枚目に当たるらしい。アメリカ出張中に、Tempeのタワーレコードの「期待の新人」コーナーで見かけた。ジャケットに「びびび」と来たので試聴もせずに購入。ジャケットと中の歌詞カードのアートワークのヨーロッパ的な色使いがとってもきれいで、見ていて楽しい。

で、肝心の音の方だが、声域としては低めのところで攻めてくる。上手いシンガーという訳ではないけれど、いい曲を書く人なんで大正解。一番のお気に入りは3曲目の“Whatever it takes”。シンセの音なんかが80年代前半っぽい。ラストの“Diving to be deeper”なんかも似た系統の音作り。これらは軽快なポップスなんだが、反対にだるだるでいいのが1曲目の“No marmaid”とか2曲目の“Don’t know”。機械的なリズムの刻みに、アコースティックなバックアップを乗せていって、声質とあいまって、独特のけだるさを出していると言えばいいのか?

10曲目の“Disillusioned”なんかは、だいぶ感じが違って、かなり純なフォークっぽい感じでいい。トラッドなIrishに造詣が深い人なら、もっと楽しめるのかも。アップテンポの曲より、むしろスローな曲の方にこの人の特徴が出ているようだ。

  1. No Mermaid
  2. Don't I Know
  3. Whatever It Takes...
  4. Loose Ends
  5. Whether Or Not
  6. What Can Never Be
  7. Believe It If You Like
  8. Out Of The Woods
  9. People And Tables
  10. Disillusioned
  11. Hot On Your Trail
  12. Diving To Be Deeper

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+ 七 = 16


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