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James Taylor

James Taylor, “Dad loves his work” (1981)

フュージョンっぽいアレンジとJamesの歌がぴったりマッチした名盤。AORの最高峰の一角を担う作品だと私は思う。しょっぱなの“hard times”から、がつんとやられる。なんでこんなにかっこいいんだろうね?続く二曲目は、私がこのアルバムで一番好きな曲。J.D. Southerとのデュエットの“her town too”(邦題は「憶い出の街」だったかな?)。これはシングルチャートでも上まで行って、よくFMでかかっていたのでよく覚えている。ギターの1~3弦のアルペジオを聴くだけで泣けてしまうのです。音が違うよね。歌詞は、離婚した女性についた歌ったものでちょっとシビアなのであるが・・。

“I will follow”なんかは、昔ながらのシンプルなアレンジで、シンガーソングライターとしてのJamesの良さが堪能できる。最後がアカペラ→ピアノのバックだけがかかってくる“that lonsome road”で締めというのも感動。