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Steve Morse

Steve Morse, “High Tension Wires” (1989)

ハイスピードな疾走系ロックインストを得意とする、スポーツニュースの挿入曲御用達ギタリストのSteve Morseであります。この当時は「元Dixie Dregs, Kansasの」で説明がついたのですが、今や「Deep purpleの」という大御所様になってしまわれた。思えば私が初めて買ったCDがこの一枚、感慨深いものがあります。1. “Ghostwind”のPat Methenyっぽさには驚いたものです。しかし一番驚いたのは、やはり8. “Tumeni Notes”のひたすらオルタネティブピッキングによる速弾きでしょう。ワンフレーズが長いのだ。ちょっと速いパッセージを入れるとか、ハンマリング・プリングで速いように聞かせるというのとは全く訳が違います。5. “Third Power”や9. “Endless Waves”は、今でも好きな曲。