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CSN&Y The Byrds

David Crosby, “Oh, Yes I can” (1989)

CSN&Yといえば、Neil YoungとかStephen Stillsのカラーが好きな人が多いのでしょうが、ワタシとしてはどうにもCrosbyが気になります。それは”Guinnevere”であったり、”Deja Vu”であったりという、幻想的な曲調によるものです。

しかし80年代のCrosbyは銃と麻薬で問題行動が多く、82年のCSN再結成のツアー中に拳銃不法所持で逮捕されたり、85年には8ヶ月を獄中で過ごしたりしていたようです。その状態から回復した1989年に発表されたのが本作品です。

まず一曲挙げるとすれば、タイトル曲の10.“Oh, yes I can”。バックグラウンドボーカルはJames Taylorらしい。全曲スキャットで通してしまう9. “Flying man”はフュージョンっぽい不思議な曲だなと思うと、ギターがLarry Carltonだったりする。

今は亡きMichael Hedgesがギターを弾いている5. “Tracks in the Dust”, 11.“My Country ‘Tis of Thee”も、なかなかです。

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The Byrds

The Byrds, “Byrdmaniax” (1971)

私のギターアイドルClarence Whiteなどの加入で大きくカントリーロック路線へ舵を切ったThe Byrdsの後期作品の一つ。1. “Glory, Glory”は、やはり名曲なんじゃないでしょうか。もう一つ言及しておきたいのが、Jackson Browneのデビュー盤にも収録されていた“Jamaica say you will”。JB版でのClarenceのギターには本当に泣けるが、このThe Byrds版もなかなかのものだ。JBファンに取っても聴く価値のある一曲。

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The Byrds

The Byrds, “Mr. Tambourine Man” (1965)

フォークの神様Bob Dylanの曲をロック編成で演ずるというデビューの仕方で、Folk Rockという新分野を開拓したのがThe Byrds。自分が生まれた年のアルバムだと思って聴くと感慨深い。1. “Mr. Tambourine Man”は言うまでもなく彼らの代表曲。12弦エレキのイントロからして既に格好いいし、コーラス部も格好いいよね。しかし、個人的には正直ピンとくるのはこの一曲のみ。高校時代にベスト盤を聞いていた後遺症だろうか。