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大貫妙子

大貫妙子、”History 1978-1984″ (1999)

アルバム単位でフォローしてないので、企画ものアルバムを紹介する。真面目なファンの方、ごめんなさい。

「黒のクレール」は、「やっぱり大貫妙子は鬼才だなあ」と思ってしまう曲。「愛の行方うらなうとき・・・」のあたりのフレーズを聞くと、他の日本の女性ミュージシャンを寄せ付けない高い音楽性に圧倒される。

一方で、「海と少年」のようなポップスの王道を行く曲をかけてしまうところがすごい。この曲は、アレンジ・キーボードに坂本龍一、ギターに鈴木茂、ドラムに高橋ユキヒロ、ベースに細野春臣と、すごい顔ぶれだ。

ところで、わたしの一番のお気に入りは、大貫妙子っぽくない「ピーターラビットとわたし」だ。坂本龍一のアレンジがやっぱりすごいのだ。あと、「横顔」もとても好きな曲。しばらく前に、NHK-BSの京都を紹介する番組の主題歌として使われていたし、EPOもカバーしていた。「愛の行方」「幻惑」「夏に恋する女たち」「最後の日付」も、名曲だと思う。

うーん、やっぱりすごい・・・。勉強しなおして、隠れ名曲発掘せねば。