実にアメリカらしいシンガーソングライターだと言えるだろう。ピアノの弾き語りがかっこよく、どことなくSiljeっぽいのかな。二曲目の“Seven Years”は生ギター一本のバックから始まるのだが、これもいい曲だなあ。四曲目の“Feelin’ the same way”もいい感じの曲だ。10曲目の“Painter’s song”はジャズっぽい曲でこれもいいな。12曲目の“Nightingale”は、このアルバムでは数少ない自作曲だけど、これもいい感じなので、次作は自作曲を増やしてみてほしい。13曲目の“The long day is over”もさりげなく虚無的な歌詞がなかなか良い。