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Pat Metheny and Lyle Mays

Pat Metheny Group, “Still Life (talking)” (1987)

Methenyを狂ったように聴き出したのが86年のことだったと思う。それ以降で最初のスタジオ・アルバム。ブラジル系の音への傾斜が鮮明な時期の一枚。しかし、一番気に入っているのは、のどかにアメリカンしている3. “Last Train Home”。ドラムがひたすら、汽車のしゅぽしゅぽを刻みつつ、シタールっぽいギターシンセでPatが歌いまくるのだ。そして曲の後半でかぶってくるコーラスが新機軸。そしてフェイドアウトで汽車は通り過ぎていくのだ。1. “Minuano (Six Eight)”, 2.”So May It Secretly Begin”ともちろん素晴らしい。ラストの“In her family”も泣ける。