ジャケットはちょっとレトロな感じで60年代っぽいのかなと思わされるが、むしろ70年代前半の西海岸風の、とても快適なアコースティック・ポップ/ロック。ふとMathew Sweetを思い出してしまうような音の作りである。一曲目の”The trouble with Ben”, 二曲目の”in from the cold”と、生ギターの心地よいカッティングに、歯切れのよいMonicaのボーカルが乗ってくる。そういう意味ではMeja的であるとも言えるかもしれない。
とにかく、スカンジナビアン・ポップスに騙され易いわたしです。しかし、邦盤のボーナストラック付全16曲ってのは、ちょと多すぎであるな。