英領バミューダ諸島で1967年に生まれる。幼少時は、家族(犬猫含む)と共に、大部分の時間を船の上で過ごす。アメリカに移住後、ロードアイランドのカレッジに進む。その後最初はNY、後にLondonへ移り、レコードデビューを果たす。このページでは、ロンドンでキャリアをスタートした+バミューダが英領という意味で英国・アイルランド系に分類させてもらう。
- Heather Nova: V2 Music (公式ホームページ。英語版。)
- Heather Nova-Wikipedia
英領バミューダ諸島で1967年に生まれる。幼少時は、家族(犬猫含む)と共に、大部分の時間を船の上で過ごす。アメリカに移住後、ロードアイランドのカレッジに進む。その後最初はNY、後にLondonへ移り、レコードデビューを果たす。このページでは、ロンドンでキャリアをスタートした+バミューダが英領という意味で英国・アイルランド系に分類させてもらう。
さえない時期を過ごしたあと、一躍脚光を浴びるきっかけとなった一枚。音は全般的に、ちょっとハード目。ピッチの狂いがなんとも落ち着かない。が、“Truth and bone”, “Walking higher”,“Doubled up”あたりがお気に入り。
しょっぱなの“London rain”が、非常に良い。“Heart and shoulder”も似たような感じ。80年代のBrian Adamsとか、あのあたりの音の作りが思い出されるからだろうか。“Widescreen”も、良いポップロックだと思う。
一方で、“What a feeling”は良いバラードだ。同じくスローバラードの“Paper cup”もいい曲だと思うのだが、もうちょっと歌唱力あればねえ・・・と思ってしまう。アコースティックな音作りの“Valley of sound”, “Avalanche”も聞き逃せない。
前二作が売れてツアー疲れをしてしまい、バミューダでちょっと休息をとっての新作。明るい音が印象的。ピッチも安定して聴きやすくなった感がある。
軽めのアコースティック・ポップロックに大きく傾いた音作り。しょっぱな“If I saw you in a movie”から、良い感じなのだ。一番のお勧めは“It’s only love”。“virus of the mind”も良いアコロックで、ちょっとSheryl Crowっぽい音の作りだ。“heaven sent”もいいポップロック。
一方で“waste the day”なんかは、タイトル通りのけだるい曲でこれもいいな。夏の昼下がり向きじゃなかろうか。