「ポスト・グランジ」という位置づけになるのだそうだが、Nina Gordonのソロ作とは全く異なる作風で、私はどうにもなじめない。
カテゴリー: Nina Gordon
NIna Gordon, “tonight and the rest of my life” (2000)
“Veruca Salt”から独立してのソロデビュー盤。
まとまりがあるような、ないような、結構微妙なアルバムなのだが、私にとっては面白い。ミディアムテンポのロックである“now i can die”から入っていく。とても心惹かれたのが二曲目の“2003”。アレンジが気に入ったのだけれど、この懐かしい音、いったいどこで聞いたのだろう?“horses in the city”もいい曲だ。どことなくLisa Loebと通じるところがあるような気もする。どこか抜けきらず篭った声がいいのかもしれない。
“hold on to me”とか“got me down”のような、スローなロックバラードっぽい曲もなかなかよろしい。