The Cardigansの”Lovefool”じゃありませんか。
90年代Swedish popsの最高到達点?
Nina Perssonのどことなく獰猛な北欧顔がいいなあ。
カテゴリー: Nina Persson (The Cardigans)
The Cardigans, “Emmerdale” (1994)
「The Cardigansだねえ、Scandinavian Pop-Rockだねえ」、という以上の感想がなかなか出てこない一枚。6. “Over The Water”, 7. “Rise & Shine”, 12. “In The Afternoon”あたりはちょっといいかな。全然レビューになっておらず、申し訳ない。
The Cardigans, “first band on the moon”(1996)
Swedish pops特有の匂いがぷんぷんする一枚。しょっぱなの“your new cuckoo”から、ちょっとチープなギターとフルート・ストリングがからむポップロック。Ninaのボーカルの微妙なピッチのずれと、まじめにチューニングしたのか?というギターサウンドが、なんとも不安定で楽しめる。“never recover”は、EggStoneなんかにも通じる、いかにもSwedishという疾走感あふれるポップロック。テクもなにもあったものではないのだが、ちゃんと勢いで持っていってしまえるところがすごい。
しかし、このアルバムでのおすすめは、なんといっても“lovefool”だ。アルバムの他の曲とはちょっと違ったお洒落感を漂わせるが、上品になりきれていないところが微妙に面白い。さびでのNinaのボーカルに、理屈抜きでトラップされてしまったのである。上手すぎず、不安定なところが、却って生理的に心地よいのだろうと自己分析。日本ではなにかのCMに使われていただろうか。
一方で、“iron man”なんかでの、60年代後半~70年代前半っぽい感じもなかなかたまらん。