DÉJÀ VU 50TH ANNIVERSARY DELUXE EDITION (2021)

Rolling Stone誌のサイトが伝えるところによると、CSN&YのDeja vuの50周年記念盤が出るらしい。オリジナルのLPとCDをリマスターしたものが一枚ずつ、残りのCD三枚がデモバージョンとか未収録曲などになるとのこと。オリジナル盤に収録されなかった曲には、やはりそれぞれネガティブ理由があるのだろうから、この手の商法にはいささかうんざりするところもある。しかし、ブートレックのライブ盤で演奏されていた曲なんかは全部入っているのを見ると、あのライブの選曲はそういういきさつだったのか、などと考えるのは楽しいですね。5月の発売だそうですが、Apple Musicへの登場を待ちます。

(たぶん)25年経過

5年間一度も記事を書くことなく過ぎました。サイトを始めて25年になります。自分もアラ還世代に入り音楽を聞く時間も減ってきてたところで、新型コロナによるリモートワーク導入。通勤時間が減ると音楽聴く時間も減るのです。年末になり、筒美京平トリビュートな番組が多いのですが、自分の人生のターニングポイントは「木綿のハンカチーフ」だったなと痛切に思うのでありました。

(たぶん)20年経過

トップページにも書きましたが、初めて自分がasahi-netで個人ウェブページを持ったのは1995年のクリスマス休暇でした。気づくと20年経過しています。当時私は海外修行中で、「アリゾナ居候記」みたいなタイトルだったと記憶してます。今も残骸をEast and West, Snow and Desertとして残してあります。
女性ボーカルのページはアリゾナサイトのごく一部で、最初は1ページの中に何人かのシンガーのことを書き連ねていました。それを表看板に変えて、アーティストごとにページを分けるようになったのが15年くらい前?併設ブログを始めたのが10年ほど前、今の体裁に変えたのが3年くらい前でしょうか。
最近では、新ネタをCD屋で見つけてということもなくなり、昔から聴いてる人たちの最近作をAppleMusicとかYouTubeで掘っていることが増えてきました。今では、高いレートを自分で付けた曲だけをiPhoneでシャッフルして聴くスタイルになって、「CDをアルバム単位でじっくり聴く」ことからはすっかり離れています。乏しい小遣いで中古のLPを買い漁って、カセットに落として聴いていた時代は、何十回と同じアルバムを同じ曲順で聴くわけで「この曲間で針音が入る」なんてことがすっかり頭に刷り込まれていたのに。
ここ数年すっかり更新が滞っているのは、そんな理由によります。通勤時間が長いので、日に2-3時間は音楽を聴き続けているし、曲単位で結構新しい発見はあるんです。ただそれがアルバム・レビューにつながらない。そろそろアルバム・レビューというスタイルを捨てて、曲をレビューするというスタイルに変えていくべき時期なのか。いや、きっと根源は、「いい音楽をシェアしたい」という意欲が薄れているところにあるんですけど。

Airmac Expressは単なるクライアントとして動作する

ここ5年ほど、Airmac Expressを家でWi−fiルーターとして使ってきました。最初は自室においてAirPlayを快適に使っていたのですが、リビングまではちょっとパワー不足で届かない。そこで泣く泣くリビングの入口付近に置いて使っていて、AirPlayはあきらめていました。

しかし我が家のAirmac Expressは動作不安定で、どうもときどき思わぬ接続断が起こる、しかも一世代前でデュアルバンドには非対応。なので、他社製のルーターに入れ替えました。我が家が属するマンションはEtherが各戸まで来ていて、(メーカーさんのサポートの手をわずらわせてようやく分かったのですが)アクセスポイントモードで使うと快適です。

で、元からあったAirmac Expressをどうするかです。Wireless Distribution System(WDS)による中継モードはairmac製品間でしか使えず、他社製ルーターの子機として使うのは難しそうです。有線接続でEthernetにぶらさがると、ブリッジ接続モードでルーターとして機能してネット接続も出来るのですが、AirPlayを使うには新しいルーターとの接続を切って、この古いAirmac Expressに繋がなくてはいけません。これでは、自室とリビングを行ったり来たりすると、接続先を変えなくてはいけなくて面倒くさい。。。

でも、答えは意外に簡単でした。Airmac Expressにはクライアントモードがあるのですね。

アップルのサポートページ:AirMac Express:クライアントモードとは?

a)電源接続する、
b)Ether接続はしない、
3)オーディオ出力をつなぐ、
それでAirPlayが使えて、ネット接続は新ルーター経由で出来ます。最近よくあるBluetooth接続スピーカーと似た感覚で使えます。「Airmac Expressはルーターとして使わなきゃダメ」という先入観があるので失敗していたのですね。こんなことなら、早くルーター変えておけばよかった。。。

Silje Nergaard, “Chain Of Days” (2015)

速報です。(とはいっても半月くらい前から気づいてましたが。。。)

Facebookで降ってきた情報ですが、3/17に新譜が発売になるようです。「世界中の」iTunes Music Storeで事前予約受付中と書いてありますが、残念ながら日本のiTMSでの取り扱いはないようです。アメリカのiTMSから仕入れようかなと思ってます($9.99)

仕入れた段階でまた書き直します。

iTunes Matchと格闘する

5/2にAppleからiTunes Matchの日本での提供が始まるとのアナウンス。巷では、ライブラリをクラウドにアップしてしまえば、手元のストレージは小さくすむので万々歳という評価なのでしょうが、iPhone5S 64GBでライブラリをそっくり持ち歩いているワタシとしてはあまり旨味を感じません。何の旨味があるのだろうかと調べてみると、低ビットレートのファイルを、iTunes Music Storeが取り扱っているものであれば、256kbpsグレードに置き換えてくれるとのこと。ワタシのライブラリってほとんど自分のCDからリッピングした128kbpsグレードしたファイルだったのですが、これをやり直すとなると大変、早速このサービスを使ってみることにしました。

しかし、これが間違いでした。このサービスは、1) 自分のライブラリの情報をアップルのサーバーに送る。2) ユーザー側にあるファイルとiTunes Music Storeで扱っているファイルがマッチするか(同波形と見なせるか)を判断して、一致するものはiTMSのサーバーから使用可能にする(ストリーミングも、ダウンロードも可)、一致しないものについては自分のファイルをiCloudにアップロードする。という概要のものです。

しかし、サーバー混雑のせいでしょうか、なかなかマッチングが終わらない。4-5日かかって連休がつぶれたという人も多く出たようです。しかし、どうやら深刻な問題は別のところにあったようです。ワタシのところでは、9000曲超のライブラリのうち、およそ1000曲が「待機中」、つまり判定出来ない状況で連休が終わってしまいました。判定不能であっても、自分が必要なファイルをiCloudにアップ出来ればまだ救いがあるのですが、判定出来ないものは上げさせてもらえません。アップルのディスカッション・フォーラム
iTunes match日本版を始めたところステップ2のマッチングで止まってしまった。
を見ると、このような状況になった人々は多数いたようです。ここの情報にはずいぶん助けられました。これらの曲をライブラリから外すとマッチングが完了するので、これらのファイルの中の何かに問題があったのは確かなのですが、うまく切り分けが出来ませんでした。

この問題は実はあっさり解決したのです。やはりアップルのディスカッション・フォーラムなのですが、英語版
30% of songs in Status “Waiting” iTunes Match problem
に良い情報がありました。向こうでは2年前からサービス始まっていたので、解決策もひと通り揃っていたのですね。問題は一部混じっていたMP3ファイルにあったようです。これらをAAC形式に変換しただけで、「待機中」の曲は無くなり全曲のマッチングを完了して、サービスが使えるようになりました。

本来のクラウドの使い方であれば手元にファイルを残す必要すらありません。しかし、iPhoneを完全にクラウド環境にぶら下げて使うのは非実用的だと判断しました。iPhoneをiTunes Matchに参加させると、Macと同期を取るということは出来なくなり、中の曲は一旦全部消えて、すべてiCloudに取りに行くようになります。ワタシの環境では、iPhoneへの楽曲のダウンロードが笑っちゃうほど遅くて、まったく使い物になりませんでした。ワタシの場合、iPhoneではローカルな環境を作るのが良いのです。結局、Macbook AirのみをiTunes Matchに参加させて、クラウド連携で256kbpsファイルをダウンロードして、Macbook Air上にローカル環境を作りました。iPhoneは、そのMacbook Airを母艦として、昔ながらの同期を取ることにしました。結局、ワタシにとってのiTunes Matchというのは、ちょっと高品質なローカル環境を作るための手段ってことになってしまいました。

しかし、そこでもさらに問題が。。。今までライブラリをすべて持ち歩けていたのは、ビットレートを128kbpsに抑えていたからこそで、かなりの部分が256kbpsに置き換わってしまうと入りきらないのです。困ったことに192kbpsにしても、全曲は収まりません。なので数百曲を同期から外して、残りを192kbpsにして押し込めることにしました。これが完成したのがようやく今日です。ここまで10日かかりました。

結論です。「始まりたてのサービスに飛びつくものではありません。」

iTunes music storeから購入した楽曲のアーティスト名がカタカナ表記になるのを回避する

標記の件、以前は手元で修正出来ていたのですが、iCloud連携が強まるに連れてそれも出来なくなっていました。特にiOS7になってからが深刻です。

回避策はないかと検索していたら、実に簡単な方法を書いていらっしゃる方がいらっしゃいました。iTunes側で曲ごとの”VoiceOverの言語”を(例えば)英語に切り替えてやるだけです。「情報を見る」→「オプション」→「VoiceOverの言語」でたどり着けます。複数曲を一気に変更したい場合は、Shiftキー押しながらの複数選択から右クリックで「情報を見る」でOKのはずです。

これによってITunes上でのアーティスト名表記は英語になり、さらに同期をかければiPhone/iPodでの表記も変更されます。いや、素晴らしいー。

以下が元記事ですのでご参考まで。

iTunes で購入した曲の言語表示問題

Lisa Loeb, “NO FAIRY TALE” (2013) ~ 2004年以来の新譜と来日

Lisa Loebの2004年以来となる新譜が2/5に発売になる模様。
http://www.lisaloeb.com/news/
ところが、国内ではもう先行発売されていたのですね。。。。
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A019008.html
昨日・今日とBillboard Live Tokyoで来日公演があるのは気付いていてスルーしてたのですが、新譜発売と絡んでいたのは知らなかったです、

今更lionをクリーンインストール、で落とし穴

mountain lionが出てしばらく経ち、10.8.1も出て来たのでそろそろ仕込んでやろうかと思ったところ、我がMacBook(Early 2008)には適用出来ないことが判明。追い討ちをかけるかのように160GBの内蔵HDDもいっぱいいっぱいとなり、500GB HDDへの換装+lionのクリーンインストールを実施することにしました。

HDDの換装は、このあたりを参考に↓
http://chalow.net/2009-02-11-3.html

lionのクリーンインストールは、このあたりを参考に↓
http://macbook.blog83.fc2.com/blog-entry-797.html

そして、環境は移行アシスタントで戻してやります。このあたりを参考に↓
http://wayohoo.com/mac/beginners/migration-assistant.html

さて、完了。出来た。。。。となるはずでした。

そころがそうはいかなかったのです。システムは普通に動きます。環境も復元されています。ただ一点を除いて。。。

その一点とは、「safariが立ち上がらない」ことでした。これには面食らいましたが、原因はすぐにわかりました。lionクリーンインストールで仕込まれるsafariは5.1.xなのです。それに対して、ワタシの作業以前の環境では6.0まで進んでいました。手元のバックアップの中の、システムとはリンクしていない6.0は起動します。しかし、システムとリンクしていると思われる方は5.1で起動せず。どこかで不整合があるのでしょう。さらに質の悪いことに、ソフトウェア・アップデートを実行させて6.0にアップデートしようとしても、「お使いのソフトウェアは最新です」表示が出て6.0にアップデート出来ないのです。

他のアプリなら、「使えるからまあいいや」と流すところですが、システムとの密着性の高いsafariがこんな調子なのは気持ちが悪い。結局どうしたかというと、lionを再度インストール、環境移行前にソフトウェア・アップデートを実行することで、safari 6.0環境を仕込むことが出来ました。「システムをもう一度ダウンロードするわけだから、サーバー側ですべて最新の環境に統一したものを用意してくれているのだろう」とこちらは期待したのに、そうはなっていなかったということです。インストーラは、システムインストール中に環境移行を済ますように促しますが、そこは断固スルーしなくてはいけないようです。

他にこんなことで悩む人がいるかどうかはわかりませんが、覚え書きとして残します

あけましておめでとうございます

My favorite singersの前身のwebサイトを立ち上げてから、もはや16年が経過しました。昨年はほとんど更新することもなく一年が過ぎました。従来からの価値観をひっくり返されるような出来事が続き、多くのことを考えたわりには、身体が動かない感じでした。

さて、年末にiphone 4S 64GBを入手しました。40GB強あるiTunesのライブラリがすっぽり入るようになりました。今までは、曲をratingして上位の曲だけを限られた容量の中に押し込めていましたが、もうそんなことはしなくていいのです。その結果、アルバム単位で音楽を聞くという習性を取り戻しつつあります。マジメに聞いていなかったアルバムの中に、いい曲を発見したりするのはうれしいですね。

iswebがサービス終了

長らく”My favorite female singers”を設置させてもらっていた、infoseekのiswebがサービスを止めると言う。まとまったページを個人が持つなんて、ナンセンスな時代になって久しいものな。

かくいうワタシも、コンテンツの更新が滞り気味。iswebに置いていた別の旅行記のページは、改訂もせずにここのサーバーに置くことにしました。

新年のご挨拶& 2009年12月のアクセス傾向

大変ご無沙汰のニューエントリーです。

2009年はメーカー勤務のワタシにとっては、大変辛い一年でありました。下期に入って厳しさはゆるんだというのが実感ですが、これもどうなることやら?

My Favorite Female Singersは、15年目に突入です。更新ペースも落ちて、現在の音楽シーンを反映したものとはかけ離れてきていますが、それでも多くの皆さんに見ていただきありがたく思っています。

さて、2009年12月のアクセス上位15ページは以下のような感じでした。
今年もよろしくお願いいたします。

1. 206 山本潤子
2. 183 Silje Nergaard
3. 161 渡辺美里
4. 143 Donna Lewis
5. 133 白井貴子
6. 117 鈴木祥子
7. 111 Maggie Reilly
8. 101 アンナバナナ
9. 92 EPO
10. 90 Pretenders
11. 89 Corrinne May
12. 81 Sarah McLaclan
13. 80 Lene Marlin
14. 79 James Taylor
15. 77 荒井由実

last.fmのカウンタが10000を回った

last.fmのカウンタが10000を回った。要するに、iTunes+iPodで10000曲分再生したってことなんだけど。

昨年の11月にMacに換えてからの13ヶ月で10000だから、一日25曲くらい、2時間弱になるのかな?通勤電車の中で聴いてるのがほとんどのはずで、さすが片道2時間半の通勤してるだけある、って感じの結果になりました。

誰をどれだけ聴いてたかっていうのは,このチャートで。

iPod nano 16GB

4年使った初代nano 2GBのバッテリが、へたった。

今のITunesのライブラリが、ほぼ32GB。じゃあ、iPod touch 64GBモデル買いますか?いえいえ、フラグシップモデルは買わない方が得策。片手でくるくるしたいしね。

で、ipod nano 16GBに決めました。iPhone 64GBモデルが世に出て、価格がこなれるまで、こいつには頑張ってもらいましょう。

6月のアクセスログ

まったく更新をさぼっているわけですが、久々にアクセス解析なんぞ。

1 288 Silje Nergaard
2 228 山本潤子
3 191 白井貴子
4 165 渡辺美里
5 160 Donna Lewis
6 143 EPO
7 137 Chrysta Jones (Workshy)
8 121 アンナバナナ
9 114 Michelle Branch
10 108 Corrinne May
11 107 CSN&Y
12 107 Maggie Reilly
13 102 Molly Felder
14 101 America
15 99 田岡美樹(The Indigo)

アクセス増えてるっぽくて、ちょっとうれしい。

1月のアクセスログ

世の中、かなり無茶苦茶なことになってきております。私も本業で首が絞まってきていて、そろそろ死んじゃうかも。

さて、親サイトである“My favorite female singers”の、1月一ヶ月間のアクセス状況です。

1 243 Silje Nergaard
2 229 山本潤子
3 168 白井貴子
4 121 Crysta Jones (Workshy)
5 116 Epo
6 105 CSN&Y
7 103 Donna Lewis
7 102 Michelle Branch
9 96 アンナ・バナナ
10 91 Pat Metheny
11 89 Matthew Sweet
12 89 渡辺美里
13 84 Beth Nielsen Chapman
14 84 田岡美樹(The indigo)
15 78 America

新年のご挨拶 & 12月のアクセスログ

あけましておめでとうございます。

世の中、急激に厳しさを増していますが、こんな時代だからこそ音楽が力を保てますよう。

さて、久々のアクセス状況公開です。12月一ヶ月分です。

  1. 226 白井貴子
  2. 218 Silje Nergaard
  3. 167 山本潤子
  4. 115 Donna Lewis
  5. 109 Epo
  6. 102 渡辺美里
  7. 101 Chrysta Jones (Workshy)
  8. 92 アンナバナナ
  9. 92 CSN&Y
  10. 92 Matthew Sweet
  11. 89 Maggie Reilly
  12. 85 Michelle Branch
  13. 81 Beth Nielsen Chapman
  14. 75 田岡美樹 (The Indigo)
  15. 74 Molly Felder (Swan Dive)

しかし、昨日の紅白のPerfumeのパフォーマンスにはちょっとがっかり。小さいハコ向きなんですかね。

2008年8月のアクセス

サーバー移転に伴い、どのページが何回見られているかが直接わかるようになりました。8月分の上位15ページをご紹介します。やはり邦楽が上位を占めてしまいますね。

1 278 山本潤子
2 185 Silje Nergaard
3 184 白井貴子
4 166 渡辺美里
5 131 EPO
6 114 平松八千代
7 106 アンナバナナ
8 106 Beth Nielsen Chapman
9 106 Donna Lewis
10 96 Crysta Jones (Workshy)
11 93 Pat Metheny
12 92 Belinda Carlisle
13 90 Michelle Branch
14 86 Joni Mitchell
15 85 Lisa Loeb

野茂、ついに引退

万感の思いを勝手に抱きながら、昨日のニュースを見た。野茂が太平洋を渡った1995年は、1月に阪神淡路大地震が起き、3月には東京の地下鉄でサリンが撒かれ、年始から騒然とした世情だった。春以降の野茂の活躍に日本国内は大いに湧いたらしいが、僕はそれを知らない。その年の4月に僕もアメリカに渡り、冴えない修行生活を送っていたからだ。アメリカというのは、日本以上に大きな島国、国際感覚なんてない国なのだ。日本のことをテレビのニュースで見たのは、野茂の活躍と、麻原逮捕のときだけ。日本人のいない職場で働いていた僕は、言葉に苦しみ、考え方の違いに苦しみ、のたうちまわっていた。野茂の活躍を見るにつけ、なんて自分はしょぼいんだろうなどと思いながら生活をしていた気がする。

元々近鉄ファンだった僕にとっては、あの川崎球場でフル回転した同い年の阿波野が沈んでしまったあと、エースを乗っ取ってしまった野茂に対しては複雑な感情もあった。しかし、同じ年にアメリカに渡ってあれだけの活躍をした野茂には、「同期の誇り」みたいな感情はとても強かった。僕は二年で日本に戻ってきてしまい、その後何度かあったアメリカ復帰のチャンスも結局はスルーして、日本に居続けた。勝負しない自分に対して、どこか罪悪感を感じながら。一方の野茂は、西へ東へと球団を渡り歩きながらも、着実に成果を積み上げていった。やっぱりすごいやつだった。

野茂以上の成績を上げる日本人大リーガーっていうのは、これからいくらでも出てくるだろうと思う。しかし、新しい可能性を切り拓く人物は、きっとこれからは現れない。野茂は僕にとっては比較対象のない絶対的な存在だったし、これからもそうあり続けるだろう。長い間、お疲れ様でした。

5月の検索後十傑+α

本サイトへのアクセスに使われた検索語で多かったもの。一日一回で、月に30回というのが需要の有無の目安としてるところなので、14位まで載せました。

山本潤子 259
Silje Nergaard 105
白井貴子 80
渡辺美里 59
Donna Lewis 48
Matthew Sweet 44
Maggie Reilly 43
Joni Mitchell 42
EPO 36
Workshy 36
アンナ・バナナ 33
Rachael Yamagata 32
Lene Marlin 31
Chrissie Hynd 30

歴史を彩るひどい歌50選

とでも訳すのでしょうか。Blender.comのいささか古い(2004)記事で、原題は”Run for Your Life! It’s the 50 Worst Songs Ever!” オリジナルはここで見れます。

なんでこんなものを発見したかと言えば、Starshipの”We buit this city” (1985)について調べていたところ、wikipediaの該当ページにその記述があったから。見事、栄えある第一位を獲得しておりました。Starshipの軽薄な音は結構好きだったんですよね。NHKホールの来日公演とか見に行きましたもの。Starshipの前身が、”somebody to love”などで知られる、60年代後半のシスコを代表するサイケバンドJefferson Airplanesだってのは、意外に知られていないのかもしれません。

四半世紀

実はこの記事を書いているのは、4/4。バックデイトして書きますが。

毎年4月1日には色んなことを思う。今年はどんな年かと考えてみれば、高校時代までを過ごした故郷を離れて東京で大学生活を始めて25年、ちょうど四半世紀になる。成し遂げられたこと、成し遂げられなかったこと、得たもの、失ったもの、色々あるわけだけど、全部ひっくるめてこその今の自分。新たな勝負の年度が始まるのだ。

都市は生き物

先週は、業務出張というやつで、久々にヨーロッパに行っていた。

30歳になったばかりの1995年の夏にイギリスに短期滞在していた経験があるため、古巣に戻るような意識があるのだが、かえってそれが仇になったりもする。ロンドンの地下鉄の初乗り料金4ポンド(800円程度)って何だよ?最近は、東京で言うSuica, Pasmoに対応するようなICカードがあって、それを使うと料金も安いらしいのだが、そんな情報も帰国してから気付いたのだ。持っていった地球の歩き方は1995年版。当時の知識に頼ってしまい、事前学習もほとんどせず。謙虚さはやはり必要なのだ。

また、当時していたようなサバイバル旅行は、時間的にも体力的にも許されず。自分が柔軟性を失っているのを実感するのが、一人でどういう飯を食うかっていう問題。現地人に連れていってもらえた日は、そのあたりを考えなくてすんで、とてもうれしかったなあ。

春らしくなってきましたね

自宅のバルコニーから見る富士山も、厳冬期のようにくっきりしたものではなくなり、だんだんぼけてきた。気温も上がり、花粉もとび、いよいよ春の足音が聞こえてきてますね。

さて、2月の本サイト訪問の検索語十傑です。

山本潤子 443
白井貴子 130
Silje 95 (Silje Nergaard)
Lene Marlin 51
渡辺美里 44
Donna Lewis 39
アンナバナナ 39
EPO 32
Maggie Reilly 31
CSN&Y 29

雪ですね

今日の横浜はかなりの雪。高校までを札幌で過ごし、その後金沢にも数年いた僕からすると、雪の量自体は大したことないですが。しかし、元々雪に弱い首都圏なうえ、横浜は坂が多い街、陸の孤島状態続出の予感。少なくとも、自分で車を出す気にはならないですねえ。

さて、一月の本サイト訪問の検索語十傑です。

山本潤子 324 (赤い鳥、ハイファイセット)
白井貴子 115
Silje 96 (Silje Nergaard)
Corinne Drewery 73 (Swing out sister)
渡辺美里 63
Maggie Reilly 57
CSN&Y 43
Lene Marlin 41
Donna Lewis 38
平松八千代 37 (LANPA, SOY)

一月で個人的にめでたかったのは、12月に会社で受けたTOEICのスコアが初の900超え(940)でびっくりしたことかなあ。全く勉強してないんだけど。

2007年のアクセス統計

昨年も、親サイトである“My favorite female singers”の更新をほとんどしなかったわりに、多くの方々からアクセスしていただきました。2007/1/1-12/31のアクセス件数は、以下のとおり。ユニークアクセスが2006年とほとんど変わっていないように見えますが、セキュリティソフトの影響も大なので、実質的にはトータルページビューもユニークアクセスも長期低落傾向に変わりなし、と判断します。

トータルアクセス数 77321 (2004: 121318, 2005:104818, 2006:93907)
重複を除いたユニークアクセス数 36509 (2004: 49241, 2005: 42273, 2006:36580)

2007/7/1-12/31の検索語数のベスト10は以下の通り。長らくサイトアクセスを引っ張ってきた、Lene Marlin, Joni Mitchellが消えたのは寂しい限り。

山本潤子 2985
渡辺美里 1336
白井貴子 557
Silje Nergaard 336
EPO 324
アンナバナナ 232
CSN&Y 196
Donna Lewis 192
Maggie Reilly 170
Solveig 168

あけましておめでとうございます

みなさまにとって、今年が良い一年でありますように。年末年始は、変な音楽番組が多くて、楽しめますね。さっきやってたBSでの小林克也のBest Hit USA 特番とか、一昨日のイカ天回顧番組とか。LANPA時代の平松八千代さんなんかが、ちらっとだけど見れたのもうれしかった。
さて、新しいサーバーでの”my favorite female singers”の試運転開始と、従来サイトでの体裁変更を行いました。こちらの方も、よろしくお願いいたします。

Lisa Loebのほとんど新譜と言えるような再発もの(08/01/22発売)

Lisa Loebのメジャーデビュー前の作品である”Purple tape”が、CDとして陽の目を浴びることになったらしい。収録曲の中には、”Do You Sleep,” “Snow Day,” “Train Songs,” “This,” “Airplanes” and “It´s Over.”のように、後にメジャー盤に含まれることになる曲もある。あとは、“Cherries”という、6曲収録のMP3ダウンロードアルバムっていうのも知らぬ前に出ていたのに気付く。CDショップの店頭を見ているだけではダメな、難しい時代になりました。

詳細は、オフィシャルサイトを参照されたし

エプソン 品川アクアスタジアム

品川プリンスホテル内のエプソン品川アクアスタジアムに行ってきた。もちろん目当ては、ダメイルカのラッキーである。予想以上に芸が出来るのにびっくり。もっと極端にダメダメなやつかと思っていたのだが、マスコミの作るイメージに惑わされていたかなあ。しかし、長い目で見てやりたいヤツです。

地震お見舞い

3年前の今頃まで住んでいた石川県で大地震があった。加賀地方の震度はそれほどではなかったようだが、たびたび訪れた能登地方にはかなりの被害があるよう。長い冬の間、空を低く覆っていたどす黒い雲が消え、一番いい季節になる頃にこんな事が起こるというのも皮肉。

物的被害のわりに人的被害が比較的小さいことから、過疎で苦しいんだろうな、というのが逆に伝わってもくるわけで。ここ一週間ばかり問題になっていた臨界事故隠しの件ともあわせて、複雑な心境です。

’07/03/03の購入リスト

Tower Records (横浜駅西口)

1. Norah Jones, “not too late” (2007)
2. Rickie Lee Jones, “the sermon on exposition boulevard” (2007)

決定的ではないものの、中途半端に買いたくなる新譜が目白押し状態で困ります。今日はダブル・ジョーンズでのお買い上げとなりました。

07/02/13の購入リスト

池袋パルコ8F特設会場

1. k.d. Lang, “All you can eat” (1996)
2. ランパ、「世界の秘密」 (1992)
3. 白井貴子、”Marguerite River” (1995)
4. Belinda Carlisle, “A woman & a man” (1996)

出張帰りにちょっと寄り道。決して安くもないけれど、意外に掘り出し物ありました。

’07/02/03の購入リスト

BOOKOFF 港北茅ヶ崎店

1.Eagles, “Hotel California” (1975)
2.The Cranberries, “Stars, The best of 1992-2002” (2002)
3.The Cardigans, “Emmerdale” (1994)
4.Dream Come True, “Love unlimited” (1996)
5. 大貫妙子, 「ニュー・ムーン」(1990)

なんで今さら”Hotel California”なんだ?とは聞かないで。「貸しレコード屋」の時代にカセットに落として以来、CDでは購入してなかったのだ。

’07/01/20の購入リスト

HMV 渋谷店

1. America, “Heart” (1975)
2. America, “Hideaway” (1976)
3. Joni Mitchell, “Hejira” (1976)

Americaの再発盤二枚と遭遇。三枚買うと25%オフだというので、want listに入っていたJoniの一枚を購入。

福藤、ついにNHLでプレー

いや、めでたい。このことは書き記しておかないわけにはいかない。NHLのLA Kingsの福藤選手が、滞氷時間19:17を記録したとのこと。Kingsが負けた試合なので最後の43秒がパワープレーだったのだろう、要するに1ピリオド完遂。先日の昇格時には氷に乗らずにマイナーに戻されたのだが、今回は違った。EHCLからスタートして、AHL昇格と辛抱強く頑張ったのが報われたのだろう。

しかし、NBAのPhoenix Sunsでプレーした田臥といい、確実に日本人プレーヤーが北米のプロスポーツに進出しているのには、隔世の感がある。私が渡米した1995年は、マスコミからさんざんバッシングを受けた野茂が、追われるように渡米してLAでプレーを始めた年。ホッケーファンだった私は、最初に見たマイナーにさえ「これは日本人には無理な世界だわ」と思って打ちのめされ、地元にNHLのPhoenix Coyotesが来てからはそれこそ夢見心地でリンクに通ったものだ。

まさか、国内リーグのレベルが落ちてしまった今の時点で、日本人NHLプレーヤーが誕生するなんて思ってもいなかった。心から喜びたいと思う。

私のサブサイト East and West, Snow and Desertの中のProfessional Hockey観戦記

’07/01/02の購入リスト

Tower Records (横浜駅西口)

1. America, “Silent letter” (1979)

レコファン(横浜駅西口)

1. Shelby Lynne “Identity crisis” (2003)

Americaの”Silent letter”の価格で一言。数ヶ月前に別レーベルから再発された価格が2940円。ファン心理の足元を見た価格だなと、歯を食いしばって手が伸びそうになるのを耐えていたところ、東芝EMIが1500円という価格でこれを出してきたのを店頭で発見。

Livingston Taylorなども最近大量に再発されてきたが、1500-2000円くらいの価格帯。ぜひとも、これくらいの価格帯を標準とした再発を願いたいものだ。セールスを期待できないものについては、コレクターもリスクをシェアしてくれ、という思想もわからないではないですが。

あけましておめでとうございます

昨年は、親サイトである“My favorite female singers”の更新をほとんどしなかったわりに、多くの方々からアクセスしていただきました。2006/1/1-12/31のアクセス件数は、以下のとおり。漸減傾向が続いており、ちょうどユニークアクセスが100件/日で、辛うじて大台達成です。しかし、訪問者平均3ページ閲覧に達していないのはちと淋しいか。

トータルアクセス数 93907 (2004: 121318, 2005:104818)
重複を除いたユニークアクセス数 36580 (2004: 49241, 2005: 42273)

ちなみに、2006/9/1-12/31の検索語数は以下の通りで、白井貴子さんが山本潤子さんを抜いてしまったのが昨年の特徴でした。

1. 白井貴子 1329
2. 山本潤子 1207
3. 渡辺美里 610
4. Silje Nergaard 285
5. Leigh Nash (Sixpence none the richer) 245
6. Lene Marlin 168
7. Joni Mitchell 157
8. 太田裕美 116
9. Maggie Reilly 130
10. EPO 108

というわけで、本年も本ブログ共々、“My favorite female singers”をよろしくお願いします。

Christmas decoration

今住んでいるのは埼玉の奥地なのだが、それなりに区画面積の大きい戸建てが並ぶ環境ゆえ(私はそんなところに住んでないけど)、各家庭でクリスマスデコレーションが盛んに行われていたりする。近年はLEDが使われるようになったため、消費電力も少なくやりやすくなっているようだ。

思い出すのは、10年前にいたアリゾナの光景だ。道端に電飾サボテンがあるのには笑ったなあ。住宅地でも、特定のストリート沿いだけ周囲から浮いたように各戸が張り合っているようなところもあり、不思議な光景だった。

そんな中でも一戸だけ異様に目立つところがあったので車で近寄っていったところ、皆考えることは同じで車を降りて間近に見に行っている。それにならって近寄っていった私の目に映ったのは、聖書のキリスト誕生のエピソードをなぞる人形などのディスプレイだった。はっ、とした。ここには神がいるんだなあ、と。

ひるがえって見れば、サンタはいてもキリストはいない日本のデコレーション。それを職場の後輩に話したところ、彼が面白いコメントをくれた。「日本人はあの一週間で、三つの宗教の行事を、なんのことはなく次々とこなしているんですよ」と。確かに、クリスマス(キリスト教)・除夜の鐘(仏教)・初詣(神道)だ。

’06/10/08の購入リスト

レコファン渋谷店

1. SADE, “Best of Sade” (1994)
2. Bread, “Anthology of Bread” (1985)
3. America, “History / America’s greatest hits” (1975)

Tower records 渋谷店

1. 増尾好秋, 「グッドモーニング」(1979)

今回はベスト物中心の購入。Americaは”Hat trick”, “Holiday”, “Heart”のあたりをアルバム単位で揃えたいのだけれど、なかなか遭遇しないもので。Breadなんかも、バラでは難しいし、そこまで執念ないし。Sadeはお勉強という感じ。”Smooth operator”は手元に持っておきたかった。

昔聞いていた増尾さんのは、最近購入予定リストのトップに躍り出ていたのを、たまたま店頭で遭遇したので即買い。

最新情報をいかに得る?

実は自分から積極的に探しにでることは少なく、皆さんに教えてもらっています。My favorite female singersのアクセスログを見ていると、ある時期突然特定のアーティストに関する検索が増えたりするのです。そういうときはたいてい、新しいアルバムの発売や来日などの出来事があるわけで。

ここ数日そうやって得た情報には、
1. 元Sixpence None The RicherのLeigh Nashが初ソロアルバムを出した。
2. Maggie Reillyが新譜を出した。
というのがありました。

米タワーレコードまたも倒産に思う

いやはや、大変な時代になってしまったものだ。タワーレコードっていうのは、ある意味僕の今を決定付けたところでもあり、とても寂しい思いがする。

タワーレコードが日本で最初に出店したのが、札幌。1979年のことだという。南3西4の五番街ビルの上の方の狭い店舗だった。輸入のLP特有の匂いが立ち込めた店内が懐かしい。81年の3月にここで購入したのが、CSN&YのDeja vu。邦盤より1000円くらいは安かったのだろうか。乏しい小遣いからLPを買ってみる気になったのも輸入価格だったからこそ。この一枚との出会いが、すっかり僕を変えてしまったように思う。

大学で東京に出てきても、あてにしていたのは、ハンズの向かい・ジーンズメイトの上の渋谷店。何を買いに行くのにも車で出かけなくてはいけないような場所だったアリゾナでも、ラッキーなことに大学から歩いていけるところにTempe店があった。書籍のコーナーには日本の漫画雑誌が5ドルくらいで売っていたりして。週末にLAに初めて出かけてみたときは、サンセット・ブールバード店詣をした。ニューヨーク店も行ったことあるなあ。ひと夏住んだイギリスでは、ロンドンのピカデリーサーカス店の世話になった(既にバージンメガストアに売却されてしまったらしいが)。海外のタワーレコードっていうのは、日本でしか再発されない希少盤みたいなものを輸入して店頭に置いていて、クラシックロックファンの貴重な仕入れ源になっていたようだ。

日本に戻って住んだ金沢では、竪町からラブロ片町に移ったタワーの金沢店くらい輸入盤を扱う大手のCDショップはなく。そして今は、池袋店とか横浜店の世話になっている。

日本法人は2002年から完全に独立してしまっているので影響はないそう。しかし、「どこに住んでも、そこにある」、僕にとってそういう存在だったタワーレコードが、これからはそうではなくなっていくのが時代の流れのようだ。

無題

EPO, 「三番目の幸せ」: Jackson Browne, “Boulevard” : Boston, “Amanda”: Journey, “Separate ways”

彼女が好きだったBudweiserを一献、校舎の壁にもたれながら上の曲を聴く。あれから5年、今年で不惑になるはずだったのに。こうなるために、別々の道を選んだわけじゃないだろう。

と問いかけても、答えがあるわけもなく。そして、僕は今生きるべき現在へと戻る。

’06/06/17の購入リスト

BOOKOFF 港北茅ヶ崎店

1.荒井由実,「ひこうき雲」(1973)
2.荒井由実, “MISSLIM” (1974)
3.荒井由実, “COBALT HOUR” (1975)
4.荒井由実, “THE 14th MOON” (1976)
5. Lanpa, 「水の上のPEDESTRAIN」(1990)
6. Julia Fordham, “Julia Fordham” (1988)
7. Belinda Carslisle, Runaway Horses” (1989)

長らくウェイティングリストにあった荒井由実の初期四部作をついに入手。なかなか中古で出くわさないので、新品で揃えようかと思っていた矢先だった。Lanpaもついに遭遇。でもちょっと高くついたか。Belinda Carslisleが大当たり。聞き覚えがある曲が並んでるってことは、以前テープでも持っていたのかもしれない。

’06/05/17の購入リスト

レコファン池袋店

1. Livingston Taylof, “Life is good” (1988)
2. 白井貴子、”BABY FACE” (1993)

 都心まで出たので、ちょっとしたスキを狙っての買い付け。今月は買い過ぎです。来月は絞らないと。

06/05/13の購入リスト

Tower Records (横浜駅西口)
Corrinne May, “Fly away” (2002)
Corrinne May, “Safe in crazy world” (2005)

HMV (横浜駅西口)
Corinne Bailey Rae, “Corinne Bailey Rae” (2006)
Jewel, “Goodbye Alice in Wonderland” (2006)
Ivy, “In the clear” (2005)
Ivy, “Apartment Life”(1997)

HMVでは2枚で2990円セールに騙されての買い付け。IVYは余計だったかも。Corrinne Mayは大正解、大絶賛。しかし、Corrine (Drewery: Swing out sister), Corinne (Bailey Rae), Corrinne (May)とスペルがちょっとずつ違ってややこしいですなあ。

BOOKOFF 那覇小禄店

4/11購入の12枚の金額を合計しても、3000円に達せず。売れ筋から外れたと判断した商品の投売りに驚いてしまったのだ。長らく購入機会をうかがっていたものをいくつか安価で購入でき、感激したのであった。BOOKOFF慣れしていないのでそう感じてしまうせいだろうか?それとも、沖縄という地域性なのだろうか?数ヶ月前に、渋谷レコファンで2000円近くを投じたEPOの”Wica”が105円で売られていたのは悲しかったけれど。

商品知識はいい加減らしく、アルバムタイトルとアーティスト名を取り違えた場所に配架されていたり、邦盤が洋盤の中に紛れ込んでいたりと、掘り出すのが大変。時間に余裕のあるときに行きましょう。

’06/04/11の購入リスト

出張先での大量買い付けなのです。

BOOKOFF 那覇小禄店

1. Lone Justice, “Lone Justice” (1985)
2. Maria McKee, “Maria McKee” (1989)
3. Maria McKee, “Life is sweet” (1996)
4. Julia Fordham, “(Love moves in)Mysterious ways” (1991)
5. Roxette, “Crash! Boom! Bang!” (1994)
6. Carly Simon, “Have you seen me lately?” (1990)
7. 渡辺美里, “Live Love Life” (1995)
8. 白井貴子, “Heart attacker” (1984)
9. 白井貴子 & Crazy boys, “Next gate live” disc1のみ(1993)
10. 白井貴子, “Good to be wild ” (1993)
11. PSY·S, “atlas” (1989)
12. 今井美樹, 「太陽とヘミングウェイ」 (2000)

’06/03/25の購入リスト

何がなんだかよくわからん、という年度末の混乱が続いているわけですが。

レコファン横浜店

1. Rachael Yamagata, “EP” (2003)
2. Billy Joel, “The Stranger” (1977)
3. Van Halen, “Balance” (1995)
4. Julia Fordham, “Porcelain”(1989)
5. Julia Fordham, “Swept”(1991)
6. Julia Fordham, “Falling Forward”(1994)

トリノ五輪終わりました

 ヤマは荒川静香だったなと、女子フィギュアが終わった時点では思ったのだけれど、そうではなかった。アルペン男子回転、海和さんとか木村さんが成し遂げられなかった入賞が一気に二人、しかも皆川さんは僅差の4位である。祈るような気持ちでライブを見たのは駒大苫小牧の最初の全国制覇のとき以来か。自分的には、今回どうしてここまでホッケーウォッチに力が入らなかったのかが不思議でならないのだけれど。

 しかしオリンピックと言えば断然夏より冬、という体質は、やはり小学校一年生のときに体験した地元開催の札幌大会に由来しているのだろう。直接会場に見に行ったわけでもないけれど、そこは真駒内っ子なのだ。(小学生たちが空に放った)風船が競技場の方から風に乗って流れてこないかと、北西の空を見つめていたあのよく晴れた冬の日から、もう34年が経つ。

 まあ、個人的な感傷をどうしても書き留めたくなった、という一文ですね。

新星堂港北東急店

新星堂は長らく僕にとっては「out of 眼中」であった大型チェーン店である。それが大きく変わったのは、石川県在住時。アピタ松任店にはずいぶんお世話になった。で、最近は横浜の上大岡店とこの港北東急店に頻繁に出没している。
新星堂でうれしいのは、70-80年代の邦楽を別棚に寄せて、再発盤はもちろん、こうしたアーティストの最新盤まできちんと扱ってくれる点だ。一方でオーマガトキのようなレーベルを持って、SiljeのKKV盤などの渋いところを国内発売してくれているのには非常に感謝している。
で、この港北東急店であるが、「直輸入DVDの低価格販売」というコーナーがあり欧米アーティストのDVDが確かに安価に売られている。しかし、ジャケットをよく見るとそこに書かれている文字はハングル。確かに韓国からの直輸入なんだろうけど、「それって、いわゆる直輸入とはちょっと意味が違うんじゃないの?」と思うのである。

レコファン渋谷店

言わずと知れた中古CD+輸入盤の大型店。一般CDショップを軽く凌駕する豊富な店頭在庫は一見の価値がある。価格レンジは、「こんなに高くていいのかよ?」から「こんなに安くていいのかよ?」まで実に幅広い。廉価再発した国内盤と中古盤が一割程度しか価格が違わなかったりするのは、どうかと思う。
僕のwant listに入っているCDは大抵1000円を超えた価格がついているので、どうも食指が伸びないことが多い。一方で、Workshyなんかは500円くらいの投売り状態になっていたのを大量にゲットしたこともある。やはり時々顔を出して、在庫を見てみないと安心できないという心悩ませる一店。

’06/02/02の購入リスト

渋谷レコファン
1. Matt Bianco, “echoes” (2002)
2. Starship, “knee deep in the hoopla” (1985)
3. Anna nalick, “Wreck of the day” (2004)
4. Dave Stuart and Barbara Gaskin, “The big idea” (1989)

’06/01/29の購入リスト

disk wave(横浜駅西口)
1. Silver, “Silver” (1976)
2. Jewel, “this way” (2001)
3. Journey, “Frontiers” (1983)
4. Matt Bianco, “echoes” (2002)

Tower records (横浜駅西口)
1. Sweetness, “Ashtray Floors”

解凍するときはゆっくりと。冷凍するときは急速に。

一泊二日の沖縄出張、一言で言えば「暑かった」。着陸前の機内アナウンスでは、夜も10時を過ぎているというのに那覇の地上気温は22度。降機した瞬間に、湿った空気が襲い掛かってくる。僕の住んでいる地域の今年の寒さは尋常ではなく、アメダスの記録では連日最低気温がマイナス8度を下回っていた。ここは、本当に埼玉ですか?そんな今年の寒波に痛みつけられた身には、沖縄のあの蒸した感じは余計に堪える。暖かい冬はアリゾナで体験していたけれども、もっと乾いていたのでまったく異質だ。

関東に戻った翌朝は一転して雪景色。8年ぶりの大雪だそうだが、札幌・金沢を体験している身としては中途半端に思えて仕方がない。札幌で言えば春先の雪解け期くらいの感じだろうか。iPodでBill Evans Trioの”My foolish heart”を聴きながら人通りの少ない道を歩く。このアルバムを聴くようになってからちょうど20年か、と思い当たる。あの多感な時期も遥か遠く、僕は先日41歳になりました。

希少盤はどこで買う?

僕が普段出入りしているレコファンや、disk unionあたりで意外に手薄なのが、1990年前後の邦盤だ。たとえば自分のサイトで取り上げてる平松八千代さんはこの時期Lanpaというバンドで活動していたのだが、どうしてもこのCDが手に入らない。

こんな疑問に対するちょっとしたヒントを最近得た。僕は、埼玉の、とある私鉄沿線に住んでいる。最寄駅には大学がいくつかあり、まがりなりにも小さな古本屋兼CD屋があったりするわけだ。そこには、卒業して学生が売り払っていったと思われる昔日の売れ線CDがごそっとある。埃なども積もっていて、かなり古くからの在庫が動いていないことが見て取れる。が、ここの在庫は面白い。まさに上に書いた年代のものがごそっとあるのだ。残念ながら私が探していたずばりの物はないのだが、こうした商売っ気の希薄なところには探しているものが意外にあったりするのではないか?と意外な発見だった。

まあ、いまどきネットオークションなどで積極的に探し回る手もあるのだろうが、怠惰な私としてはこんな手しか考え付かないわけで。

南下・北上

今年の春から、月に1-2度、沖縄への業務出張している。「うらやましいですね」と良く人には言われるけれど、僕の住む埼玉の首都圏の際から沖縄本島中部の仕事先までの移動時間は7-8時間、決して楽ではない。しかも、仕事場は本島東岸の埋立地、決してきれいなビーチなどではないのだ。そんなわけで、いつも那覇の空港と仕事場を往復するのみで、沖縄らしいビーチも那覇市内さえも見ることなく半年が過ぎた。

今回は、一泊二日の出張だったのだけれど、那覇市内を一時間ほどうろつく時間ができたので、ようやく国際通りデビューを果たしたのだ。平日の昼間で、修学旅行の高校生にまぎれてしまうのは不本意だったけど。それよりは、平和通りあたりのアーケード街から更に入ったあたりが地元っぽさがあって面白かったかな。まちぐゎーと言うらしい。

で、恒例のCD屋チェック。国際通り沿いのビルの6Fに入っているタワーレコード那覇店。ちょっと店舗面積が狭いかなあ、という感じ。試聴ブースも少ないし、新ネタ発掘には困るかも。などと思いながらも、Shelby Lynneの”I am Shelby Lynne”を購入。聴き込み中である。

blogに手を染める

“My favorite female singers”という女性ボーカル専門サイトを開いているskyharborです。このwebサイトを始めたのが、もう10年近く前にもなる。月間のページビューが5000-6000程度の、訪問者がすごく多いわけでも、すごく少ないわけでもないところだ。

10年かけて徐々にコンテンツを書き足していったため、自分のページを見るにつけ、なんとまとまりのないことだろう、と最近思うようになった。好みも徐々に変わってくるし、シンガーによっては一時期熱を上げてみたけれど一過性だったので今読んでも何のことやら、ということも往々にしてある。その時々の感動を伝えることと、長期に渡って整合性の取れた情報を発信し続けることって、どう折り合わせればいいのだろう。

一つの考え方がblogなんだと思う。こうしてblogなんかが栄える時代にあっては、まとまったページ数のwebサイトをこれから開こうという人も減ってくるのだろうし。僕は、blogで新鮮な感想をとりあえず上げて、少し素材を寝かせてからwebサイトに組み込んでいくという、そういう使い方が出来ないかをここで試していこうと思う。まあ、要するに習作ですね。おひまな方はお付き合いを。